2025-10-01

久留米大学医学部医学科2年生が実習生に来ました~Part2~

引き続き、9/8(月)~9/12(金)実習生の岩井さん、中塩さんのご紹介です。

~岩井さん~
 奄美大島での実習を終えて久留米に帰ってきましたが、毎日写真を見返しては、あの美しい海や空や温かい時間を思い出し、早くも島が恋しくなっています。
 今回、初めて訪れた奄美大島で、向井先生をはじめ先生方の診察を間近で見学させていただき、島での医療の在り方を身をもって学ぶことができました。診察の場だけではなく、さまざまな体験を通して数多くの気づきがあり、この実習で得た経験は一生忘れられない大切なものとなりました。改めて、温かく迎えてくださった先生方やスタッフの皆様に心から感謝しています。今回の実習で学んだことは、医師を目指す私にとって、これからの学びの方向性を形作る大切な指針になると確信しています。本当にありがとうございました。また近いうちに必ず奄美大島を訪れたいと思っています。

~中塩さん~
 むかいクリニックでは、日々異なるカリキュラムのもとで、多職種の医療従事者の方々から実習の機会を頂きました。特に印象的だったのは、向井医師の診察を見学した際のことでした。診察は雑談から始まり、患者さんとのコミュニケーションで自然にラポールを形成されていました。その結果、患者さんは言いにくい生活習慣についても率直に話されており、信頼関係が診療の質を高める様子を目の当たりにしました。
 また、奄美大島で出会った島民の方々にむかいクリニックについて伺うと、クリニックを知らない人はおらず、皆が口を揃えて向井先生への感謝を述べていたことも強く心に残りました。さらに、デイケア実習では、毎月さまざまな行事を開催し、身体的なサポートだけでなく、精神的自立を促す取り組みが行われていることを学びました。
 これらの経験を通じて、むかいクリニックは地域に欠かせない存在であり、私自身が理想とする「患者さんにとって安心できる場」としての役割を果たしていると実感しました。

 この度、笠利診療所・住用診療所の先生方にもご協力を頂きながら、実習生の受け入れをすることができました。離島での診療や訪問診療、介護など多職種とのつながりなども含め、奄美の地域特有の医療を一部分として、感じることができたのではないかと思います。私たちも、実習生を通して、「地域における当院の役割とは・・」と深く見つめる良い機会になりました。
 私たちも4名の実習生の笑顔と医学生として学ぶ姿勢、若いエネルギーに触れることで初心を思い出し、ともに成長できた期間となりました。また、奄美に遊びに「いもりんしょれよ~」「ありがっさまりょ~た~」

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